センターアイコンセプトのオリジナルジグ

一昨年の暮れに、マダイや根魚をターゲットとしたオリジナルジグを作った。コンセプトはセンター重心であることと、重心部分にセンターアイレットがあること。
センターアイレットにはスピナーブレードを装着してもいいし、リアとテールのフックを省略してセンターにだけフックを装着しても良い。
スピナーブレードがフックと干渉することなく、ジャークや巻き上げではスピナーブレードがボディにあたり音を発する。スピナーブレードを付けていても、ジャークや巻き上げ時の負荷はほとんど感じず、スピナーブレードの存在を意識することはない。

昨年春先からのテストにおける結果は上々。マダイはもちろん、アイナメやホッケ、秋以降はサバやサワラ、ワラサなど多くの魚種に有効だった。
そこで気になるのが、果たしてサクラマスにもこのタイプのルアーは有効なのか?ということ。70gでは厳しいので、設計し直して150gのものを作ってみた。

実際にサクラマスジギングで使ってみた結果は、ジャークでも反応は良いが、フォール時のヒット率が圧倒的に高くなるということ。また、ストップ&ゴーでもサクラマスの反応は良い。スピナーブレードを使うことで、ゲストのホッケが多くなるのでは?という予想は大きく外れ、ホッケを避けてサクラマスを狙える・・そんな感覚で釣りが楽しめた。
まだまだテスト段階なので、来期引き続きのテストとなるが、取り敢えず現時点では「スピナーブレードはサクラマスにも有効」というのが個人的な見解。そりゃそうだよね。渓流や本流のヤマメやサクラマスもスピナーは大好きなんだから。来季は仲間にバラまいてテストしていだく予定なので、より多くのデータが得られるかな?

ただ、従来のようにリアにスピナーブレードをセットする方法が有効かどうかは分からない。