シマノのオシコンCT。
手持ちで一番高級なベイトリールも、毎週のように酷使していれば不具合が出てきます。

このリール、カウンターがあることで、分類としては「船釣り用」なので、スプールを外すためには全分解というとても面倒な作業になります。
でも、スプール両端のベアリングは必ず清掃してグリスアップしたいので面倒でもここまでやらなければなりません。
固着しやすピニオン部分はしっかり磨いてグリスアップ。ドラグワッシャーの古いグリスを洗浄して新しいものに。グリス切れのギア周りもグリスアップ。調子の悪かったワンウエイクラッチも分解して組み直し。

このリールで一番気になるのハンドルのクリアランス。ドライブシャフト(ドライブギア軸)とボディ本体の間のクリアランスが大きく、左右に動かすとカタカタする。古くなるとなおさら気になるので、この部分は数種類のシムを使って微調整。

やれることはすべてやって復活です。