青森県、冬のオフショアと言えば、タラやサクラマスかもしれません。圧倒的にマダイ人気が高いので、マダイが始まる4月までの「つなぎ」のようなターゲットとも言えます。そして、青森県の県魚「ヒラメ」は、冬季は忘れられた存在です。つまり、いまだに手つかずの領域、それが青森県の寒ビラメなのです。

マダラ狙いで出港したものの、反応が薄く、早々にマダラをあきらめてヒラメ狙いに変更。同じタックルとルアーで、狙うレンジとジャーク方法を変更するだけで様々なターゲットが狙えるスロージギングは便利な釣りです。

水深58mの漁礁回り。ヒラメ狙いの誘いに切り替えた一発目で4kg弱、70cmの良型がヒット。そこからパタパタとヒットが続くが、天候悪化により早上がり。もう少し楽しみたかったけど、初チャレンジとしては上出来の結果。地元冬季ジギングの定番ターゲットとして確立すべく、今期は何度かチャレンジしてみようと思います。

それにしても寒ビラメは旨い。今まで食べたヒラメの中では間違いなく最高ランク。冷蔵庫、時には冷凍庫の中で釣ってるようなものなので、締めて血抜きしたあとは、船上に放置していても鮮度か保てる点もGood。ゲストのクロソイ、マゾイ、アイナメも良型がほとんどで楽しませてくれます。

今週末からの寒波が過ぎたら、またチャレンジする予定。