最近テレビのCMでよく目にするChrome Book。LINUXベースでgoogleが開発したOSを搭載したノートPCです。LINUXベースなのでPC本体が低めのスペックでもサクサク動き、プリインストールされた製品はwindowsマシーンに比べて低コストということもあり、近年は官公庁を中心に需要が拡大しているようなので、windowsマシーン並みに仕事ができて、セキュリティも大丈夫ということなのでしょう。windowsがPC本体でアプリケーションを動かし、データを管理するのに対して、Chrome OSは外部のクラウドでデータを管理し、アプリ類もお馴染みのブラウザ 「google Chrome」上で作業するという、windowsとは大きく異なる概念。なるほどねぇー。自分のライフスタイルにマッチするかどうか?は置いておいて、一度は使ってみたいOSだ。
そんな矢先、PC用のOS、Chrome OS Flexが無償配布を開始したとのことで早速試してみることに。かなり古いPCでも大丈夫らしいが、自分がインストールしようと思っているのは15年前のPC。チップセットの代で言えば、15代も前の3シリーズのチップセットである。ちなみにwindows XPで使ってぃた頃は、結構なスペックでしたし、いい値段でした。10年くらい前のマザボにi5クラスのCPUが乗った中古がリサイクルショップで2000円程度、メモリに至ってはDDR3の2GBが300円で買える時代、そんなモノ捨てちゃえば?と思われるかもしれませんが、ライターとしての全盛期に頑張ってくれたPCなので捨てられず・・。
そんな理由で押入れで眠っていたマザーボードを調べてみると、64bitに対応、USBブート可と、最低限の環境はクリアーしているみたいなので、これまた古い10年前のHDD(1TB)と輪ゴムで括って束にして放置してあったDDR2のメモリ(2GB✕4)、懐かしいwinfastの80000シリーズのGeForceを引っ張り出してインストール。一応Biosバッテリーは新品に交換したが、動作が怪しい本体電源は10年落ちのものをそのまま使うことに。結局、この電源ユニットが原因でインストールできないという沼にはまり(インストールの終盤で落ちる)、意地になったことで新品の電源ユニットを買うはめになったのだが、それでも最終目的だったChrome OS Flexはマザーのbiosが何故か(Chrome OS Flexが入った)USBメモリを認識せず断念。ほとんど同じ機能だが、Flexの前身となるCloud Ready(クラウドレディ=こちらは何故かbiosが認識してくれる)で妥協するという、あまりすっきりしない状態で幕を引くことに。未だにその原因の絞り込みができずモヤモヤ状態が続いてますが(多分マザーボードの特性)、いつかリトライしてみます。
使ってみた感じはどうなのか?というと、普段の全ての作業をwindows並に・・とは行かないが、例えばネットサーフィンや通販を楽しむ、You Tubeを観るwordやExcelで仕事をするという程度であれば、これで十分。なんたって、OSからOffice系(Office365のように、オンライで使える)のソフトまですべて無料で古いPCの再利用ができるのだから文句の付けようがない。
ちなみに、このブログとその前のブログはCloud Readyから更新したもの。写真の加工に少し戸惑ったけど、Face bookなどのSNS系の更新も問題なくできるみたいです。
自宅に眠っている古いPCがあるなら、こんな使い方で再利用してみてはいかがでしょうか?お子様用にもベターかと思います。