昨シーズン、最後に海で使ってそのまま仕舞い込んだパドル。この前、十和田湖で使ったら、シャフトの滑り止めの辺りがボロボロ。しかもジョイント部分のパーツも接着が剥がれ、ジョイントが甘い状態。これじゃー漕ぎにくいし、何よりも安心して使えない。ってことで、久しぶりのお手入れ。パドルはカヤックでは唯一の動力なので、本当はもっと短いスパンで手入れするのが正解です。

まずはボロボロになった古い滑り止めを取り除きます。自分は自己融着テープを使っているので、簡単にきれいに剥がすことができます。この部分に粘着性のテープを使うと、接着剤が溶けてトラブルが多くなり最悪です。熱収縮チューブを使ったこともありますが、こちらはどれだけキツめに収縮させても、パドリングでクルクル回ってしまいます。それでたどり着いたのが自己融着テープ。これ最高。百均ショップにもありますが、厚手で着きが悪いので、HSや専門ショップから購入したものがやはりベストです。

ジョイント部分は経年劣化による接着部分の剥がれなので、パドルの内側に差し込まれているプラスティックパーツを割らないように抜き取り、オス側、メス側の古い接着剤を削り落として脱脂。取り付け角度を確認したらエポキシ系接着剤でしっかり接着して完成。

ついでに全体をきれいに清掃し、ブレードの小さな欠け部分もヤスリを使ってきれいに均して終了。

新しいパドルがほしいけど、コロナで収入も減り気味だし、もう少し我慢だな。