田澤がメインで船長を務めているボート(仲間内で遊ぶ船)に装備されているGPSプロッター魚探は、30年も前の古いものです。CPUの処理能力が低いので、すでにポイントを過ぎているのに、GPS上ではまだポイントに到着していない・・というタイムロスが頻繁に発生します。また、一度地図画面にしないとポイントの入力ができないという致命的な欠点があります。つまり、魚探で海底の状態を確認して、即座にポイント打ち込み・・という当たり前のことができないので、過去のマーキングはいずれも微妙に位置がズレています。
魚探の解像度も悪く、おまけに振動子の場所に問題があるので、「泡噛み」が発生。10ノット程度のスピードで水深の表示ができなくなります。振動子は専門の業者さんが付けたものだと思いますが、必要以上に頑丈に取り付けられていて、外して付け直すこともできません。
そんな不備だらけの魚探ですが、ついに壊れました。
そのまま使えないことはないのですが、カヤックで使っている5インチ魚探よりも性能が劣る魚探をこのまま使い続けるのもなー・・ということで、20数年ぶりの入れ替えに踏み切りました。
海底をトレースできるデプスマッピングで、データの収集をするのが楽しみ。振動子はもちろんスルーハルでクリアな画面で魚を見つけます。