一緒に釣りに行くメンバーの平均年齢は、どんどん高くなってゆきます。まぁ、仕方ないですね。そんな昔からの釣り人の中には、道具に拘りの無い人もたくさんいます。
スピニングロッドにベイトリールを付けてみたり、30年も前のリールを使ってたりなんてのは日常的。それでも船中で一番釣るのだから、「高級タックルなんて必要無いんじゃない?」と思ってしまう。
実際、釣果とタックルの価格は無関係で、高級タックルが良く釣れるわけじゃない。むしろ個人的には古いタックルをしっかりメンテして、長く使うスタイルに好感が持てるし、道具にも愛着がわく。
釣り仲間の一人が使っている30年以上前のダイワ製早技。自分も昔カレイ釣りで使っていたことがある。知人から譲り受けたものだそうだが、クラッチは切れないし、変な音がするし、全体的に巻きが重いし・・とあまりにも酷い状態だったので、見かねて預かってきました。
おそらく、過去に一度もメンテされていないリールなので、錆びとか腐食とかで大変な状態でしたが、幸いパーツ類はすべて生きていたので完全復活。これでしばらくは快適に使えます。